毒親かな? と思ったら
「私は毒親なのではないか?」と思っているあなた。
安心してください。あなたは毒親ではありません。多分。
先日、NHKのドラマ「しずかちゃんとパパ」を見ていると、離婚歴のある小学校教師(木村多江)が、
「息子に毒親だと言われた」
と言って、悩み反省する場面がありました。
おそらく、この教師は毒親ではありません。なぜなら、毒親は悩みも反省もしないからです。
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脚本家が無知だったのか、世間の風潮を取り入れたのか、分かりませんが、このような軽さで「毒親」という言葉が流布するのはいただけません。流行語になったら、真実が伝わりにくくなるでしょう。
本物の毒親なら次のような反応をするはずです。
「あなたは毒親に育てられなくて本当に良かった。親に感謝しなさい」